雨がふってもよろこぼう!心を鍛える25の習慣

「雨がふってもよろこぼう!人生が良い方向に向かう!心を鍛える25の習慣」という本を読みました。著者の嶋津良智さんは、会社経営の傍ら、次世代のリーダーを育成するための教育機関も主催され、さまざまな活動をされている方です。「上司学」という本も有名です。

人生がうまくいっている人は、感情をコントロールする方法を知っている!というキャッチフレーズにあるように、心のあり方、ものの見方が人生を変えているんだということを仰っています。

目次はザーッと見ると、このようになっていますが、これで全部ではありません。一部をお見せしました。

著者の嶋津さんは、「怒らない」と決めてから、人生が大きく変わっていったそうです。それまでは毎日イライラして怒ってばかりだったそうです。怒らないということを実践していく中で、自分の心や感情をコントロールする術を身に着けていったそうです。

その実践方法を具体的に教えてくれています。なるほど・・と思えるし、すぐにでも実践できることばかりなので、とてもわかりやすかったです。

私も怒らないようにしようと思っているんですが、ついつい孫に怒ってしまうんです。テスト前日なのに勉強をしないばかりか、提出物もやっていない・・なのにスマホいじって遊んでいたりすると、ブチッってスイッチが入ってしまうのです。毎日勉強しろとは言わないけど、せめてテスト前日ぐらいはやったらどうなの?提出物は期限守るの当り前じゃないの?ってね・・・・。

怒っても仕方ないとは思うんだけど、やるべきことだけはやってほしいと思う気持ちが、どうしても叱るという行動に出てしまいます。今朝もやってしまいました・・・。

せっかくこの本を読んだばかりなのに!怒らないようにしようと思ったばかりなのに!ああ~修行が足りない私。

でも、叱るべき時には叱る!というのは教育として当たり前だと思うのです。甘やかすだけが愛情じゃないし、叱ったり教えたり躾たりすることで、いい子に育つと思うので。

ただ、この本に書いてある怒りというのは、取るに足りないこと、本来怒らなくていいようなことに関してです。自分の心の持ち方によって避けられることなのです。

同じ話を聞いても、その時の自分の心の状態で、受け取り方が違ってきます。もともと疲れてイライラしていたり、ストレスが溜まっていたりする時に聞くと、怒りの感情が湧いてきます。逆に満たされて幸せ気分でゆったりしている時に聞けば、そんなささいなこといいやって許す気持ちになることが多いということです。

なので、まずは自分の心を穏やかにゆったりと満ち足りたものにするには、どうしたらいいのか?ということについて書かれています。焦らないように、準備を十分にするとか、イライラする環境を改善するとか、目標は低く設定するとか・・さまざまなことが書かれていて、とても参考になりました。

この本は、怒りっぽい人や自分の患者用をコントロールするのが苦手な人におすすめです。私ももう少しじっくり読みこんで、自分の人生を良い方向に向けていきたいと思っています。

怒った顔より笑顔の方が絶対いいですし、怒ってばかりの人生より笑顔の人生の方がいいに決まっています。怒ってる人には誰も近づきたくないから友達もいなくなってしまいますよね。私は大勢の仲間や友達、家族に囲まれて笑顔で楽しく暮らしていきたいです。

雨がふっても嫌だなって思わず、雨さんありがとう!って思えるぐらい余裕のある人になりたいものです。

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