「はじめてのおつかい」がボロボロになるぐらい好きだった子どもたち

筒井頼子さく 林明子え 福音館書店

うちの子たちは、「はじめてのおつかい」が大好きでした。幼稚園の頃、毎晩のように読んであげていたので、ボロボロになってしまったのです。そして今ここにあるのは2冊目なんですが、今は孫たちに読んであげています。

お話もかわいいし、絵もかわいいのです。そして、身近な話なので、自分のことのようにドキドキハラハラしてしまうのです。

はじめてひとりでお買い物に行ったらどうなるんだろう・・って小さい子たちのあこがれを表現していて、みいちゃんがんばれ!って応援したくなってしまいます。

「ぎゅうにゅうくださあい!」っていうところは、みんなで大声で言ってしまうところです。それぐらい暗記しちゃっていました。みいちゃんが無事にお買い物できた時は、読んでるみんなもホッとして笑顔になるんですよね。そんな温かい気持ちになれる絵本です。

林明子さんの絵は、どの絵本もかわいくて温かいので大好きです。優しい気持ちになれる絵本を読めば、きっと温かくて優しい心の子になれると思い、幼児期にたくさん読んであげていました。そのせいかわかりませんが、うちの子たちはみんな優しいです。本好きにもなってくれましたし、絵本の効果は大きいと思うのです。

幼児期には心を育てるような良い絵本を読んであげたいですね。そんな時期におすすめしたい一冊です。

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